プロに動画制作を発注する際気をつけたいことは?
ビジネスのさまざまな場面において動画の重要性が高まっている現代、「研修に動画を用いたい」「自社紹介ムービーを作りたい」など、社内で意見が出ることもあるでしょう。そんなときはプロへ動画編集を依頼するのが一般的です。この記事では、動画制作を発注する際に気をつけるべきポイントを3つ紹介します。
目的に合った制作会社を選んでいるか
「動画」といっても、今やその種類は膨大に存在し、また使用用途も多岐にわたります。そのため、それぞれの制作会社が得意とする動画の種類も大きく異なります。依頼したい内容にマッチした業者を選ぶことができれば、とても高いクオリティーの商品が期待できます。
逆に、あまり専門としていない分野の動画制作を依頼してしまった場合、予算オーバーしてしまった、望んだクオリティーにならなかったなどの問題も起こりえます。そうならないためにも、事前に動画制作会社について調査しておくことが重要です。
企画段階から依頼するのか、音楽やナレーションはどうするのか、モデルやキャスティングはどうするのか、予算はどのくらいかをまとめ、そこから制作会社それぞれの個性や得意分野を調査し、依頼先を選びましょう。コマーシャルを多く撮影している会社がよいのか、ビジネス向けの動画制作が多い会社がよいのか、アニメーションに特化した会社がよいのか、あらかじめ吟味することが重要になります。
加えて、依頼内容をはっきりさせておくことも大切です。いざ依頼する際に、これらの内容を細かく仕様書(依頼の説明書)に記載しておく必要があります。制作会社側も細かい指示があったほうが、進行にあたり確認作業などの無駄を大幅に削減することができます。目的に合った制作会社を選び、そしてそこからの依頼もしっかりと計画立てて行いましょう。
データの受け渡しについて
データサイズ
動画データはほかのデータと異なり、サイズが膨大になることもあります。「納品されたデータが開けなかった」などのトラブルを避けるためにも、データの受け渡し方法は事前に決めておきましょう。
具体的には「宅ふぁいる便」や「firestorage」などの大容量ファイル転送サービスやクラウドストレージを利用するなどの方法があります。グループウェアやSFAシステムを利用している場合はこちらを利用する方法もあります。
ほかに注意すべき点は、インターネットのアクセス環境です。場合によってはアクセス制限が設けられていることもあるので、それも加味したうえでデータのやり取り方法を決めるようにしましょう。
データの点数を記載する
送付するデータの点数を記載しておくことも重要です。ロゴデータや画像がある際はデータ以外に別途添付資料があるパターンもあります。
こうした際、送信側がデータを添付し忘れていたり、受信側が1ページ目しか確認していないこともあり得ますので、さまざまなトラブルを避ける上でも、どういったデータを送るのか、どのような環境で見ればよいのかを始めにしっかり記載しておきましょう。
セキュリティについて
セキュリティについても注意が必要です。情報漏洩を防止するためにクラウドサービスの利用を全面的に禁止している企業もあるでしょう。しかし伝達ミスにより、制作会社からクラウドでデータが送られてきてしまった、などというトラブルも起こり得ます。余計なトラブルを避けるために、依頼する側も自社のデータ管理方法を今一度確認しておきましょう。
そのほかに確認しておきたいことは?
データ形式
ほかに確認しておくべき点にデータ形式があります。制作会社によっては納品の際に使うデータ形式が決まっている場合があります。納品されたあとに「実は別のデータ形式でほしかった」ということになったら、また多くの時間をかけてしまうかもしれません。
書類ならそれも簡単かもしれませんが、動画のサイズは膨大になります。制作会社側からしてみたらデータの変換だけでも大変な作業になってしまう可能性があるので、データ形式は事前に確認しておきましょう。
すぐにデータの確認を
もうひとつは、納品されたデータの確認です。制作会社からデータが送られてきたら、できるだけ早く確認するようにしましょう。
もしあとになって修正してほしい箇所が見つかった場合、余計な時間と手間がかかってしまいますし、簡単な修正に見えても実は大変難しい作業で、納期に間に合わないということになってしまうかもしれません。そのようなトラブルを避けるためにも、納品されたデータのチェックは早めにしておきましょう。
料金について
最後は基本料金についての確認です。多くのオプションが付いてしまい、知らず知らずのうちに予算がオーバーしていたというケースも存在するので、最初の段階からきちんと料金を明確にしておきましょう。
動画の需要が高まっている中、依頼主と制作会社とのトラブルも増えてきています。認識の齟齬から来るトラブルを避けるためにも、自己解釈を過信せず、事前のすり合わせや納品後の確認を忘れないように注意しましょう。
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