納品された映像をチェックしよう!具体的なチェックポイントは?
商品となる映像はクオリティーが重要です。そのため最低レベルのクオリティーが担保されなければなりません。ただし、見極めは簡単ではありません。では、納品された映像はどんな点をチェックすればよいのでしょうか。今回は、納品された映像のチェックポイントについて詳しくご紹介します。
納品された映像の画質をチェックしよう
納品された映像の画質はどんな点をチェックすればよいのでしょうか。こちらで詳しくご紹介します。
映像の画質とは何か?
映像の画質とは、画質を決める解像度・ビットレート・フレームレートの3つの要素の高さのことです。解像度・ビットレート・フレームレートの3つの要素が高くなればなるほど、映像の画質も比例して高くなります。逆に3つの要素が低くなればなるほど、映像の画質も比例して低くなります。
解像度とは?
解像度とは、映像のきめの細かさのことです。解像度が高くなるほどきめが細やかな映像になり、解像度が低くなるほどきめが粗い映像になります。
解像度のサイズとは?
解像度のサイズはHDがもっとも粗く、フルHD・4K・8Kのように「K」の数値が高くなるほどきめが細やかな映像になります。
・HD(ハイビジョン):1280×720ピクセル
・フルHD(フルハイビジョン):1920×1080ピクセル
・4K(QFHD):3840×2160ピクセル
・8K(UHD):7680×4320ピクセル
映像のサイズは画素数で表され、単位はピクセル数で表します。
ビットレートとは?
ビットレートとは1秒間あたりのデータ量のことです。ビットレートが高いほどデータ量が多くなるので画質がよくなり、逆にビットレートが低いほどデータ量が減るので画質が悪くなります。ただし、ビットレートを高くし過ぎると、ファイルの容量をとられてしまうので、上げ過ぎずに適度なビットレート値にする必要があります。
フレームレートとは?
フレームレートとは1秒間に映せる静止画の数のことです。フレームレートが高いほど映像がなめらかな動きになり、フレームレートが低いほど映像がカクカクした動きをします。簡単にいうとフレームレートとはパラパラマンガのコマ数のようなものです。
納品された映像の画質のチェックポイントとは?
納品された映像の画質のチェックポイントとは、解像度・ビットレート・フレームレートの3つの要素がクライアントの想定していたクオリティーを満たしているかをチェックすることです。
納品された映像の音声をチェックしよう
納品された映像の音声はどんな点をチェックすればよいのでしょうか。納品された映像の音声のチェックとは、音ズレ、音飛び、ノイズをチェックすることです。こちらで詳しくご紹介します。
音ズレのチェックとは?
音ズレのチェックとは映像と音声がズレていないかをチェックすることです。音ズレとは、映像と音声が合っていない状態のことです。例えば音ズレがあると、映像の登場人物の口の動きと音声が合わなくなります。一瞬であればわかりませんが、映像中ずっと音ズレが続くと違和感があります。納品された映像は音ズレをしっかりとチェックしましょう。
音飛びのチェックとは?
音飛びのチェックとは、音声が一瞬聞こえなくなっていないかをチェックすることです。音飛びとは、一瞬音が聞こえなくなる状態のことです。映像の音声を聞いている時、音がしょっちゅう飛んでいると不快な気分になります。納品された映像は音飛びをしっかりとチェックしましょう。
ノイズのチェックとは?
ノイズのチェックとは、音声に異音が入っていないかをチェックすることです。ノイズが入るとは異音が聞こえる状態のことです。映像の音声を聞いている時、ノイズが何度も聞こえてしまうと映像に集中できなくなります。納品された映像はノイズをしっかりとチェックしましょう。
納品された映像の編集内容をチェックしよう
納品された映像の編集内容はどんな点をチェックすればよいのでしょうか。納品された映像の編集内容のチェックとは、テロップの誤字脱字、色・編集点・NG素材の使用の有無などをチェックすることです。
テロップの誤字脱字、色のチェックとは?
テロップの誤字脱字・色のチェックとは、映像のテロップに誤字脱字がないかと、指定した色になっているかをチェックすることです。テロップとは、映像の画面上に流れる文字情報のことです。一般的には登場人物のしゃべった言葉がテロップになります。映像を視ている時、テロップに誤字脱字があると気になって映像に集中できなくなります。
また、色が指示した通りになっていないと登場人物の言葉の意図がユーザーに伝わらなくなります。納品された映像はテロップの誤字脱字、色をしっかりとチェックしましょう。
編集点のチェックとは?
編集点のチェックとは、映像の方向性がクライアントの意図と合っているかをチェックすることです。映像の方向性がクライアントの意図と合っていないと、まったく異なるテーマの映像になります。納品された映像は編集点をしっかりとチェックをしましょう。
NG素材のチェックとは?
NG素材のチェックとは、NG素材を使った映像になっていないかをチェックすることです。映像クリエイター側が、NG素材を理解していないとうっかり使ってしまうことがあります。納品された映像はNG素材の使用の有無をしっかりとチェックしましょう。
まとめ
今回は、納品された映像のチェックポイントについてご紹介しました。今回のポイントをまとめると、納品された映像には当然厳しいチェックが必要であるということです。理由は、映像クリエイター側はある程度自由に映像を作るからです。どうしてもクオリティーのチェックはクライアント側にかかってきます。
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